自然栽培じゃがいものコロッケ5万個を
豊田市の全公立学校給食へ

News Release

2025年12月1日

農薬や化学肥料を使用しない自然栽培のじゃがいもでつくった
コロッケ5万個を愛知県豊田市全ての公立学校の給食へ
自然な味の美味しさに親しむ機会を104校の児童・生徒に

~植付けから収穫、検品までを福祉事業所で。農福連携を推進する生産者のじゃがいもを使用~

コロッケ専門メーカーとして40年以上、年間約1,200万個のコロッケを製造。自然派素材の食材やご当地食材でのコロッケ製造に注力する合同食品株式会社(所在地:豊中市名神口、代表取締役/コロッケ社長:和田 友宏)は、障がいを持つ福祉事業所の利用者と共に農薬を使わず手間暇をかけて栽培した自然栽培のじゃがいもを使用したコロッケ5万個を製造。2025年12月15日から愛知県豊田市全ての公立学校104校の給食に登場します。現在農福連携で自然栽培の作物を使用した給食を5万食規模で提供しているのは全国でも豊田市のみです(弊社調べ)。

自然な方法で作られたじゃがいもの美味しさを子どもたちに

250919-3 献立イメージ(昨年度提供)

保存料や化学調味料などの食品添加物が多く使われた冷凍食品や総菜品などが普及し、子どもたちが素材そのものの味に触れる機会が少なくなっています。コロッケ専門メーカーとして栽培方法から気を配って製造したコロッケ5万個を学校給食を通して子どもたちに届けることで、素材の味を知り食について考える食育活動を支援します。この取り組みは今年で2年目で、愛知県豊田市全てのこども園、幼稚園、小中学校および特別支援学校の学校給食が対象です。提供するコロッケは愛知県豊田市で自然農法で栽培されたじゃがいものほか、玉ねぎ、豚肉、自然調味料を使用しシンプルで素材の味を活かした味付けに仕上げています。

福祉事業所と連携
「自然農福の力」を営む今枝さんのじゃがいもを使用

250919-3 農福連携で収穫されるじゃがいも

じゃがいもの生産者は「自然農福の力」を営む今枝さんで、農薬や化学肥料を一切使用しない自然栽培を行っています。土壌の生態系を尊重し、微生物や動物などの多様な生き物と共存しながら作物を育てるため、虫がつきやすく、土づくりに時間と手間がかかり収穫量も不安定となる反面、化学肥料や農薬を使用しないため温室効果ガスの発生が抑制され地球温暖化や残留農薬の心配もありません。生産者と連携し安心安全なコロッケを届けることで、子どもたちが自然の美味しさを感じながら、普段食べているものがどのように作られているのかを考えるきっかけになることを期待しています。

今後も自然栽培の生産者と連携し、素材の味を引き出したコロッケの製造に注力することで、幅広い世代に食の安心安全を伝えていきたいと考えています。

参考資料
■生産者 自然農福の力 今枝稚加良さん 
 愛知県小牧市出身、豊田市在住。名古屋市内の就労継続⽀援A型事業所で、農業部門の担当者として農福連携を推し進める。その経験を活かし、2019年、農家として独立。「自然農福の力」という農園名の由来は、肥料・農薬を使わない自然栽培の「自然」と、農業と福祉の連携を表す農福連携の「農福」を合わせた、自然栽培で農福連携を行い「自然」も「人」も幸せになれる農業のチカラになりたいという思いから名付けた。効率や生産性を求めるのではなく、畑での成長、野菜のおいしさを喜び合える「食の家族」の関係性を大切に、仲間を増やしていきたいと活動している。
(https://engawa-toyota.com/wp/20200608interview-imaeda/より抜粋)
Instagram:shizen_noufuku_no_chikara

※ 本ページはプレスリリース原稿をベースに作成しています。
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