第十話
コロッケ社長奮闘記、今回も始まります。
読者の方から、「和田さん、メルマガ見てるけど、小学生時代からなかなか進まないねー」という突っ込みがよく入ります(;^_^A
申し訳ございません。
流れで書いていることもあり、また幼少期の経験や記憶が、その後の人生に深く関わる、ということを学んできたこともあり、自身の振り返りも含めて、書かせていただいている次第です。
さて、5年生に上がる頃でしたね。
5年6年は、同じ田中先生という、もうお子様も大きく、これまでほとんどが産休でピンチヒッターの先生が登場!などはない先生で、安定の2年間でした。
昔ながらの、子供心にも少し古い感じもありましたが、言うべきことはしっかり言う、という先生だったと思います。
そんな中、覚えているのが、ある虚弱体質の女性がいて、その子を男の子たちが馬鹿にする、という日常がありました。
その子は、養護学校には行かずに、ガンバって普通の学校に行くと決めて、来ていたのです。
私は関わらないようにしていたのですが、ある日、私の真ん前に座っているその子に対し、隣の男の子が下敷きでその子の頭を叩きました。
その子は私が叩いたと思って、振り返って「何すんのよー」って。そりゃ怒りますよね。でも私は否定することもなかったので、その子は私がやったんだと思ったままになりました。
でも私がその子に対して嫌がらせなどには関わっていなかったので、その子にとってはショックだったのかもしれません。
数日後、その子は、養護学校に行くことを決め、転校していきました。
なんか、私が悪かったのかなー。
あの子の人生に影響を与えてしまった、とショックを受けました。
もっと何か前向きな働きかけができなかったのか?
励ましたり、声を掛けたりできなかったのか?
そんな後悔の念が沸き上がったのを覚えています。
人には優しく関わろう。
回りの目を気にせず、自分にできることをしよう。
そんなことをトモヒロ少年は思ったのかもしれません。
自分の信念を貫こう!
その思いを、食の安心一貫システムを、必ず構築して拡張するぞ!
という思い・信念を、これからも大切にしていきたいと思います。
次回は、トモヒロ少年が、卒業文集に書いた驚きの!言葉を紹介します。